2009.02.25 Wed
散歩の産物

ここ3日間雨の日が続いたこちらの地方。
しかし今日は午後から晴れ間もみえ久しぶりに道路が乾いた。
今日は濡れずに散歩ができるぞ、さて行こうか、空豆。
と、夕方の散歩はせせらぎコースへ出かけた。
今日はいつにも増してわんこ連れが多いなぁ、やっぱり雨上がりだからだよなぁ、なんて思いながら歩いていると
向こうからシルバーカーって言うんでしょうか、カゴつきのカートを押し、Mダックスを連れたご年配のご婦人がワタシに手招きを。
面識がない方だが、はてなんのご用でしょうか?
「トマトいらんかい?」
は?トマトですか?えーと、えーと。お昼にトマト2個も食べたんですが。あ、そんなのどうでもいいですね。
と、心の中で一人ボケツッコミをしていると
「娘がたくさん持って来たけど一人じゃ食べきれんで誰かにあげようと思って持ってきたんだけど」と。
察するに、散歩中に知り合いにでも会ったら渡そうと思っていたのだろう。
しかし知り合いには会えず、しょうがなくワタシに声を掛けた、ってことなんじゃないかと。
うーん、ワタシ、お知り合いでもないし、失礼だがあらぬことが頭をよぎらんでもないし、かと言って無碍にお断りをするのもなんか冷たい気もするし、
はて、どーしましょー、と応えあぐねていたら、
「持って帰るのに大変かい?」と聞かれ
「いいえ、そんなことはないですよ」と、とっさについ言ってしまい、結局いただいてまいりました、はい。

そう言えばずいぶんと前には「筍いらない?」って言われたことも。
そのご婦人は空豆の散歩でたまにお会いする方で年のころはワタシたちの親世代、といったところ。
とってもはつらつとしていて聞くとゴルフがご趣味だとか。
連れている愛犬の名はズバリ「タッキー」 お孫さんがファンらしい。
で、筍。
この時もまだ散歩でごあいさつをするようになって間もなかったし、どうしたものか、と思ったが、
アナタが忙しいならお子さんを家によこしなさいよ、という押しの強さに負け、
あ、あの、ワタシがこのまま伺います、ってことで散歩の帰りにそのままお宅へ伺い、たくさんの水煮をした筍をいただいて帰ったのでした。
ちなみにそのご婦人、近所の酒屋の奥様でした。えーと、筍もいいんですが、お酒も余っていないでしょうかね?

ですよね。
と、ここら辺のご婦人は実に人がよくってフレンドリー。
この調子なら
もしかして
散歩だけで生きていけるかもしれない。

Let’s challenge the survival life.
| 空豆 | comments:6 | trackbacks(-) | TOP↑